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Mac Pro SSD番外編(Apple SSD) [Macintosh / PC]

Mac Pro に NVMe SSDを導入して快適になりましたが、実はその前に
MacBook Pro Ratina 13inch Mid 2014 のSSDを使った高速化も試してみていたので
備忘録として記載しておきます

MacBook Pro Ratina 13inch Mid 2014にはAPPLE SSD SD0128Fというメディアが
搭載されていました。
MacBook Pro SSD.jpg
※これはMacBookに戻している状態でキャプチャしたものです。

昨年の1月にこれを Samsung SSD 960EVOに載せ替えていたので余っていた純正SSD
を使おうと考えた訳です。
そのため毎度のamazonで以下を購入しました。
Apple MacBook Air Pro A1466 A1465 A1398 A1502 ME253 MD878 SSD → PCIe PCI Express x4 変換アダプター
DSC08360.jpg

作業は簡単でインストールもこの時はmacOS 10.13 High Sierraインストール用のUSB
メディアを作成して実行しましたが、特になんらのトラブルもなくスムーズにインストール
が完了しました。
当然起動も問題なしでした。ただ実はここでNVMe SSD導入時と同じ「移行アシスタント」
での問題が発生しました。
この時も何が悪いのか全くわからず、挙動が不安定のように感じて使用を諦めました。
ただ、パフォーマンスは想定通りに出ていました。
MacBook_SSD.png
このキャプチャもMacBook Proに戻してから撮ったものですが、同じ値がMac Proでも
出ていました。

NVMe に比べれば数字は落ちますが、SATA SSDよりは読み込みも早かったですし、
余った機材の有効活用方法としては良かったと思います。




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Mac Pro NVMe SSD導入編(2) [Macintosh / PC]

Mac Pro への NVMe SSDの導入もでき、Mojaveも無事インストールできました。
後は環境を移すだけですが、ここでトラブりました。
起動後、いつも通り「移行アシスタント」を使ってデータを移しました。
それなりの容量なので数十分待つ事になるのですが、勝手に終わって再起動がかかったと
思ったら、なかなか立ち上がりません。フリーズしたのか?と思っていたらようやく起動
中のバー表示が始まりやれやれと思っていたら、SATA SSD側のHigh Sierraが立ち上が
ってしまいました。
「システム環境設定」の「起動ディスク」を確認するとちゃんとNVMe SSDのMojaveも
認識しており、優先起動のディスクもNVMe SSDの方になっているのです。
改めて再起動しても結果は同じでした。

どうしても立ち上がらないのでもう一度SATA SSDのHigh Sierraで立ち上げてMojaveの
クリーンインストールからやり直しました。
そうするとまた正しく起動できます。
環境の移行は必要ですので再び「移行アシスタント」です。
実は前回は移行できるものは全て、アプリやシステムなど全てを移行させたのですが、
その辺りで何か問題が合ったのかもしれないという事で、システムやアプリなどは移行
させずに実施する事にしました。
しかし移行処理が完了するとまた起動しないという状況になってしまいます。
クリーンインストールからやり直して、必要最低限のユーザーの情報だけを移行させてみ
ても結果は同じ。。。

最終的に以下のように対応しました。
クリーンインストールすればきちんと起動して使えるのだからNVMe SSDの問題という
訳では無いはずです。
そこで、必要と思われる全てのデータを移行させ、起動できなくなった状態のままで
SATA SSDのHigh Sierraから起動してMojaveをもう一度NVMe SSDにインストールしま
した。今までとの違いはここでは上書きインストールした事です。
AppleのmacOSインストールのプログラムの挙動から、おそらく起動ディスクへの上書き
インストールも別ディスクへの上書きインストールも挙動は変わらない、つまりユーザー
データなどは消されたりする事なく対応されるはずと考えました。
結果正しく起動できてユーザーデータも正常、アプリも正常に起動しました。

ただし、システム終了時の文言が一部英語になってしまうという問題が起きました。
ネットで調べてみたところ、この事象はよく起こるようで沢山対処法がでていました。
sudo languagesetup
として言語を選ぶ(日本語は6番)だけで直りました。

これでようやくMac ProへのNVMe SSDの導入が完了です。
MacPro_NVMe.jpg

起動時、途中からAppleマークの下にバーが表示されますがこれの進みが圧倒的に早いです。
でもそれ以外では実はあまり実感はありません。それどころかたまにマウスカーソルが
レインボー表示になる事もあり、もしかして何か問題があるのかもしれません。この辺りは
未検証ですが。
それと起動時、PCIe上のデバイスを探すのにも少し時間がかかるのでしょうか?SATA
SSDの時よりも起動に時間がかかっているようです。スリープからの復帰でもやたらと待た
される事がまれにあります。
どこかの海外のサイトにも起動が遅いというような記述があったと思うのでそういうもの
だと諦めています。
モニターに何も表示されないので、何か他のことをして待つ事にしています。

それでもベンチマークの結果は圧倒的で気分が良いので十分満足はしています。


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Mac Pro NVMe SSD導入編(1) [Macintosh / PC]

Metal対応のグラフィックスカードも導入し、いよいよNVMe SSDの導入です。
昨年のいま頃Macbook ProのSSD容量不足を痛感しNVMeを買って導入していました。
Samsung SSD 960 EVO 500GB
DSC08318.jpg

メインPCをMacbook ProからMac Proに移行することからMacbookの出番は激減する
はずなので、SSDを元に戻して、このNVMeのSSDをMac Proのメインメディアとします。
幸い、海外のサイトでもこのメディアをMac Proで使用している例がありました。
実績もありということで自信を持って取り組めます。

そこでまずは、PCIe M.2のインターフェースカードを購入しました。
DSC08320.jpg

またNVMeは熱を持つのでヒートシンクをつけるべきという記述もあったので
アイネックス AINEX M.2 SSD用ヒートシンク HM-21
も例によってamazonで購入して取り付けました
DSC08319.jpg

960EVO、ヒートシンク、PCIe-M.2インターフェースカードを正しく組み合わせ、
Mac Proの1番上のPCIeスロットに装着し、起動。
無事に起動し、もちろん正しくメディアも認識されました。

あとはこの960EVOのメディアにMojaveをクリーンインストールします。
SATA SSDのHigh Sierra 側で起動した状態でMojaveをダウンロードし、インストールを
始めます。この時にインストール先に960EVOを選ぶだけです。
記録は残していないのですが、ここでまずはBootROMのバージョンアップが行われました。
一度シャットダウンし、PowerLEDの点滅と長めのビープ音が鳴るまで電源ボタンを長押し
し、BootROMの書き換えを実施しました。

その後再度起動したわけですが実はここで面白いことが起きました。
960EVOでMojaveが起動したのです。まだインストールしていないはずなのに。
しかもユーザー名が表示されていてパスワードを入力するとログインできてしまうのです。
一瞬何が起こったのかわからなくなり軽くパニックになりました。

960EVOは上記のとおりMacbook Proに載せて使っていました。
この時にMojaveをインストールしていたんです。
Macbook Pro用にインストールしていた状態でそのまま起動したということでした。
そういう状況だとわかるまで「何が起こった?」と慌てて色々調べていました。

状況が分かった後はもしかしたらこのまま使えるのかもしれないとは思いましたがやはり
気持ちが悪いのと、BootCampも入れていたのを綺麗にしたかった事もあり、予定通り
クリーンインストールする事にしました。
改めて「システム環境設定」「起動ディスク」からSATA SSD(High Sierra)を選択して
再起動、High Sierra 側からディスクユーティリティで960EVOをフォーマットし直して
からMojaveをクリーンインストールしました。
手順は通常の通りなので省略します。
MacProMojave.jpg
MacPro_NVMe.jpg

途中Macbook のメディアの状態のままで起動するというハプニングがありましたが
それ以外はいたって順調でした。ここまでは。。。
ここからちょっとトラブったので次に続けます。







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Mac Pro GPU交換編(Radeon RX470) [Macintosh / PC]

本当はMojaveである必要はなく、macOS 10.13 High Sierraでも十分なんですが、
SSDをより高速なものにしたいだけのために色々調べていました。
これまではNVMeでの起動ができずFusionドライブなどで高速化されている方や
RAID0で高速化されている方の記事などもありましたが、10.14.1からついにMac Pro
でNVMeデバイスから起動できるようになったという記事を見つけました。
こうなると俄然NVMeでの起動をやりたくなります。

ただそのためにはMojaveにする必要が出てきます。
Mac Pro も旧型の場合はMetal対応のグラフィックカードを後付けで搭載させている事
が必要。
またグラフィックスカードもAppleがnVIDIAのドライバー対応を拒否しているとかで新
しいものが欲しいならAMD一択。
グラフィックスカードの純粋な性能としてはnVIDIAの方が優れているそうだし、Apple
に対してnVIDIAのWebドライバーを許可するように嘆願する動きがかかったり、
Appleが対応をcommitしたという記事もあったりするので、もう少し待てばnVIDIAの
グラフィックカードでも使えるようになるのではないか?などと考えていました。

ただもしnVIDIAのドライバーの公開が許可されたとしてもnVIDIAについてはAppleは
公式に対応しない、すなわち公開された最新バージョンのOSをインストールした状態
ではグラフィックスカードに対応したドライバーが存在せず、その状態では画面表示が
一切できない事になります。
Macbook Proがあるので、画面の共有機能を使ってMacbook Proから遠隔でドライバー
をインストールするというような手がなくはないようですがそれも面倒です。

Metal対応でAppleが公式に対応していた古いグラフィックスカード、例えばnVIDIA
のGTX680などを購入する事も考えてみましたが性能の劣るものを今更導入するのも
違うなと。しかも思ったより中古価格も高かったです。
自分の用途としてはゲームをやるわけでもないし、負荷の高いグラフィックス系の処理
をさせるわけでもないのですが4Kモニタには対応していて欲しいなどと考えるとAMD
の新し目のものを買うしかないなという所に落ち着きました。

Appleが公式に対応を宣言しているシリーズ、使用者の評判、自分の使い方などから
Radeon RX570 4GB のもので十分という結論になりましたが、今度はそれを市場で
探すとこれがまた無い。。どうやら新商品の発表時期が2月頃のようですから在庫整理
でしょうか。
市場にものが無いのでしばらく静観していたのですが、ふとみてみた中古販売サイトで
まさに欲しかった
SAPPHIRE NITRO+ RADEON RX 570 4G GDDR5
が出ていました。お値段も思っていたより安い!自分の用途としては十分な性能で、新
商品がでても後悔しないだろうと考えて急遽購入しました。
またこの商品は補助電源が6pinのものと8pinのものが必要でしたのでこちらはamazon
で入手です。
AD-DA[トレードマーク] Apple Mac Pro専用 グラフィックカード HG電源ケーブル (標準タイプ)
これを2本
AD-DA[トレードマーク] グラフィックボード・電源コンバータープラグ[ 6pin (メス)ー>8pin(オス)]Apple Mac Pro/Windows PC 対応
これを1本です
DSC08325.jpg

もともとついていたnVIDIA GT120を外して取り付けます。
筐体が思っていた以上に大きくて、1つ上のPCIeスロットには何も取り付けられなくなっ
たのが誤算といえば誤算です。Mac Proへの導入実績も色々みていたのですが、そういっ
た事を書いている人はいなかったと思いましたが。

取り付けただけで特に何もする事なく表示されました。
実績を確認して購入したので当たり前ではありますが、これが純正対応の強みですね。
ただ、やはり起動時のAppleロゴの表示などがされなくなるので起動しているのかどう
なのかがわからない時間が長くなります。結果的に待ち時間が長くなったと感じます。








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