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PCモニター Mitsubishi RDT233WX-S 修理 [Repair]

今回はPCモニタの修理です。
奥さんが使っていた Mitsubishi RDT233WX-S というモニタが勝手に電源が落ちるという症状がでてしまいました。
使用していると突然電源が切れます。しばらくするとまた勝手に電源ONします。
調子が良いと1時間、2時間使っていても問題ないのですが、機嫌が悪いと?1分も持たずに切れることもあります。流石にこれでは普段使いには使えないので奥さんのPCの方は兎にも角にもモニタを買って交換しました。
しかしRDT233WX-Sは

https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/display/product/multi/rdt233wx_s/spec.html

といったスペックで、DPはありませんがHDMIも2ポートあり、使ってはいませんでしたがリモコンまであったりとなかなかのモデルなのでできればもうしばらく使いたい。
症状を見る限り電源かコントロールIC系の何かの不調でしょう。よく言われる電解コンデンサの膨張や半田クラックの問題であれば、修理できれば使えそうです。
ということで、分解して調べてみました。

まずは電源側のボードに多くついている電解コンデンサです。

RDT233_PowerBoard1

RDT233_PowerBoard2

みた限り、明らかに膨張しているようなものはありませんでした。
また反対側のハンダもみましたが、特にクラックが入っているようなものはありません。
つぎに、コントロール基板側です。

RDT233_CntrolBoard

写真は手ブレしてしまってよく見えないですが、真ん中にある三端子レギュレータのハンダの
ところに細かい筋がたくさん入っているのがわかりました。クラックが入っているようです。
またこれとは別のところにあった同じ三端子レギュレータのハンダにも筋が入っていました。
起動後三端子レギュレータの温度が上がってハンダクラック部分の接触不良でコントロールICの
電源が落ちる。冷めたら復活する。
なんとなく辻褄が合いそうです。
それらしいところに不具合があれば、これを直せばよくなる可能性が出てきますので嬉しくなります。

ということで、この2つの三端子レギュレータのハンダを付け直してやりました。
また、もしこれ以外が問題だった場合はまた分解してやらないといけないのでそれは面倒です。
ということで、電源基板側の目についた端子はほぼ全てハンダを付け直してやりました。

ここまでして元に戻してやったところ、無事症状が治りました。
修理してから1週間以上経ちますが全く症状が出ていません。

今となっては23インチのFullHDのモニタなんて2万もしないで買えるのですが、こうやって治ってくれ売るとこれはこれでプライスレスの喜びがあります。

奥さんの方はモニタを新調してしまったので、私のPCを2画面にしてやりました。
これはなかなか快適です。

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