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【Hackintosh】Intel Graphics UHD 630 設定その2 + SideCar [Macintosh / PC]

以前記事にしていた「【Hackintosh】Intel Graphics UHD 630 設定編」の最新状況への更新です

久しぶりにiPadとSideCar接続しようとしたら、昔もよくあったiPadがBlackScreenになってしまう症状が出ました。
この時は、CPU内蔵のGPU(iGPU)の設定がうまくいっていない事が原因だったはずなので、改めて設定を見直してみる事にしました。
最初は、以前と同じやり方で設定値の見直しをしてみました。
最新のHackintoolで見てみると、以前記事に書いていた時と、微妙に設定値が変わっています。
BusIDとPipeとIndexの組み合わせが違ったいるのです。
そこで、Hackintoolで表示されているものと同じものに書き換えてみましたが、症状は変わりませんでした。

以前設定してから随分と時間が経っているし、OSのバージョンもWhatEverGreenのバージョンも変わっているので、基本に立ち返るべくOpenCore Install Guideを読み直してみました。
すると、CoffeeLakeのCPUの場合は、APPL,ig-platform-id だけ設定すれば良いとのこと!
OpenCore Install Guideに推奨のPlatform IDも書いてあります。
HakintoolのPatch→Info画面で Guide に書いてある値と同じであることも確認できましたし、そこは以前の設定値と同じものだったので、思い切ってその他の設定値を全て削除してみたところ確かにiPad側にきちんと背景や、メニューバーが表示されるようになりました。

ただし、メニューバー等が表示はされているのですが、カーソルが表示されませんし、何かのウィンドウをiPad側に移しても表示されません。
その状態で一度SideCarをオフにして再度オンにすると、移したウィンドウも表示されるのですが、やはり動きませんでした。どうも画面の更新が一切されていないようです。
ただし、Macの方は動かしている気になっているようで、特にエラーになるわけでもありません。
また、しばらくの間そのままにしておくと、急にSideCarがオフになったり、なぜかユニバーサルコントロールのモードになったり。
さらにその後は不明のエラーが出てしまい、その後はSideCarの接続もできなくなりました。
こうなると再起動しないと接続できるようにはなりませんでした。

これの解決はiPad側のアップデートでした。Mac側は最新のMonterey12.6にしてありましたが、iPad側が15.6のままでした。これを15.7にUpdateさせたところ、きちんとカーソルも表示されるようになりましたし、iPad側に移したウィンドウの操作もできました。また上記のような接続が不安定な症状も一切出なくなりました。
双方最新にしておかないといけなかったという事でした。


CPU内蔵のGPUの設定は以前のようなframebufferの細かい設定は全て不要になり、platform-idだけ適切なものを選べばよくなったようです。
Hackintoshの構築では内蔵GPUの設定が一番難しかったように思いますので、これだけ簡単になるともう悩む事はないですね。
*OpenCore Install Guideには、うまくいかない場合の設定方法が書いてあるので、私のMotherBoardがたまたま楽だっただけということもありますが、うまくいかない場合の設定方法も以前に比べればずっと楽ですね。


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