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【Hackintosh】サイズの異なるメモリの混在によるリブート問題の対応 [Macintosh / PC]

快調だったHackintoshですが実は一点悩まされていた問題がありました。
それが表題のような問題であることがわかり、解決しましたので記事にしておきます。

2月の終わり頃からスリープからの復帰後ランダムで突然リブートしてしまうという問題が発生していました。
ちょうど2月の頭にメモリを増設したので、これが原因だろう!と思ってmemtest86をかけたりもしたのですが、全く問題なく。
またスリープした後にランダムで発生するのですが、ParallelsでWindowsを起動した後に症状が出ることが多い気がしてParallelsを削除してみたり、あるいはOSを再インストールし直してみたり、さらにはCatalinaからMojaveに戻してみたり、あるいはSSDを変えてみたり。まぁ思いつくことを色々試してみたのですが、改善せず。
かなりあちこち調べてみたのですが似た症例もなくあきらめかけていたのですが、ひょんなことところで、メモリ混在で不具合があったという記事を見掛けました。
うちのHackintoshも元々は8GBx2の16GBだけだったのですが2月に16GBx2=32GBを足して48GBとしたので、ワラをもすがる気持ちで設定を変えてみたところ、それから2ヶ月以上経過しましたが問題は出なくなりましたので、解決としました。

設定は簡単でClover Configurator のSMBIOS のMemory にて、全てを8GBのメモリであるように見せかける設定を入れるだけでした。うちの場合は本来は 8GBx2+16GBx2=48GBですが、これを8GBx6=48GBとなるように設定しただけです。
これで無事突然のリブートは回避できるようになりました。


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MacBook Pro mid2014 w/NVMe SSD への Windows10 インストール [Mac]

久しぶりにMacBook Pro 13inch mid 2014をいじりました。
子供が家庭学習用にNote PCを使いたいということで MacBook Proを使わせていました。
ブラウザが動けば良いのでMacOSで使わせていましたが保存するファイルが思いの外多く容量が一杯になってしまいました。
元々は128GBしかなく、これを半分にしてWindows10もいれていたこともありあっという間に容量不足となったわけです。
とりあえずWindows10を削除して容量を稼ぎましたがたまにWindowsを使いたいことがあり、Hackintoshに使っていた Samsung 960 EVO 500GBを改めてMacBookに入れることにしましたが、これが結構難儀しました。

以前は入れていたはずなのですが、改めてインストールしようとすると途中でブルースクリーンのような画面になって「予期しないエラーが発生した」というような表示が出て再起動してしまいました。
googleで調べてみるとNVMeのSSDに換装したMacBook等でWindows10を入れるときの既知の問題だそうで、

- leave the MagSafe charger plugged in during the whole installation process (don't run on battery)
- When you see the error pop-up, "The Computer restarted unexpectedly....", please do the following :
1. Press Shift + F10 keys.​
2. Launch "regedit".​
3. Find this directory, "HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\Status\ChildCompletion"​
4. Once you can see "setup.exe" in the right section, double-click it and modify the value to 3.​
5. Close the regedit.​
6. Reboot​

とありました。(日本語で書いてくださっているサイトもいくつかありました)
そこでこの通りにやってみたのですが、そのタイミングでShift+F10をいくら押しても何も効きません。さらに調べてみると、文言は大体同じなのですが、画面が大きく違っていました。
私の場合は最初に書いた通りブルースクリーンのような画面に表示されるのですが、皆さんが書かれている場合は、あくまで「ポップアップ画面」に出ているようです。
ポップアップ画面に出ている時はまだOSが正しく動いているので、Shift+F10でコマンドプロンプトを起動することも、そこからregeditを起動することも可能なようですが、私のようにブルースクリーンのような画面になってしまった時はもはやOSが動かなくなっているので何も出来ないという訳です。

しかし、かつてはSamsung 960 EvoにWindows10を入れて使っていたこともあり、どうもおかしいです。
ということでもう少し調べてみると、最新のWindows10ではダメで以前のバージョンならインストール出来たという記事がありました。
そこで古いバージョンをダウンロードしてインストールしてみたところ、インストール中のエラー発生時は従来同様にブルースクリーン状態でしたが、そこから再起動してインストール続行させてみたところ、ポップアップ型のエラー表示となり、皆さんが記載の通りの操作が可能となってインストール出来ました。

結果無事インストールが完了しましたが、そこにたどり着くまでの主な注意点を上げておきます。

- Build 1803より後のバージョンではインストール出来なかった。
- Build 1607でインストール出来た
- Build 1607などの古いバージョンは2020.8時点のMicrosoftのダウンロードページからはダウンロード出来なかった。(MacなどからアクセスすればISOイメージのダウンロードサイトに繋がってダウンロードできるという記事がいくつかあったが、2020.8時点ではダウンロード候補に旧版が表示されなくなっていた)
- 旧版のダウンロードにはRufusというアプリケーション(Windows用アプリ)を使ったが、RufusでBootメディアを作成してもMacではインストールメディアとして認識しなかった。(MacにISOファイルを移してからBootCampアシスタントでメディアを作成した)
- 上記の通りBootCampアシスタントでメディアを作成したが、BootCampのツール群をダウンロード出来なかった。(Build1607が古すぎたため?)
- BootCampのツール群はベットダウンロードしてあったツールをコピーして実現した。

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以下追記
上記の通りBuild 1607で無事にWindows10がインストール出来ました。
その後各種Updateを適用指定行ったところ、Build1903へのアップデートで失敗しました。
またもやブルースクリーン型の表示で「予期せぬエラー」で再起動です。
アップデート失敗となってBuild 1607に巻き戻ってしまいました。

これについては、Apple Software Update でBootcampをアップデートしたところ、
無事Build 1903にあげることができました。

また、BootCamp コントロールパネル が起動できなかった(「起動ディスク設定にアクセス中にエラーが起きました。起動ディスクを変更する権限がない可能性があります。管理者権限があることを確認してから、もう一度やり直してください。」と表示される)のですが、これもApple Software Update を実行してBootCampが更新されたところ、無事に起動できるようになりました。
※上記BootCampコントロールパネルが起動できない問題は、暫定的にcmdファイルを作って管理者権限で起動すれば逃れることができます。メモ帳に
runas /trustlevel:0x20000 "C:\Windows\System32\AppleControlPanel.exe"
と書いて、***.cmd というファイル名(***はなんでも良い)で保存すればOK


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