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M1 Mac mini で Discord + ImagingEdgeWebcam で画が出ない時の対応 [Macintosh / PC]

M1 Mac mini で Discord を使ってオンライン宴会をやることがあり、Sonyのカメラとソニーが提供しているImagingEdgeWebcam、OBSの組み合わせで顔出しできるようにしています
ある時からなぜかカメラの画が出なくなってしまい、調べた結果対策できたのでその記録です。

この症状は割とよくあるもののようで、検索すると結構対策案が示されていました。
以下のようなものです
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sudo codesign --remove-signature "/Applications/Discord.app/Contents/Frameworks/Discord Helper (Renderer).app"
sudo codesign --sign - "/Applications/Discord.app/Contents/Frameworks/Discord Helper (Renderer).app"
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Rendererのシグネチャを付け直すという事のようです。
私もこれをやってみましたが、上手くいかず。さらに調べてみると上記でダメだったら以下もやると良いという記述もありました
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sudo codesign --remove-signature "/Applications/Discord.app/Contents/Frameworks/Discord Helper (Renderer).app"
sudo codesign --remove-signature "/Applications/Discord.app/Contents/Frameworks/Discord Helper (GPU).app"
sudo codesign --remove-signature "/Applications/Discord.app/Contents/Frameworks/Discord Helper (plugin).app"
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Discord HelperにはRendererの他にGPUとかpluginとかがあるのですが、これらもsignatureを外すということでやってみましたがダメでした。
でもその後に、改めて最初にやった
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sudo codesign --remove-signature "/Applications/Discord.app/Contents/Frameworks/Discord Helper (Renderer).app"
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だけをやったらようやく上手くいって画が出るようになりました。全てのDiscord Helper のsignatureを削除したという事です。
この後、OBSのドキュメントを読んでみたらこんな記述がありました。
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Discord

May need removal of the Renderer signature for some people. See note on apps that don't allow DAL plugins and unsign the following helpers: Discord Helper.app, Discord Helper (GPU).app, Discord Helper (Plugin).app and Discord Helper (Renderer).app.
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ということで、結果的に正しい対策ができていたようです。

ちなみに、カメラの映像は
Camera2Discord.jpg
Sonyカメラ→ImagingEdgeWebCam→OBS→Discord
という順番で流れていくと思いますが、画が出ない症状の時はOBSが受けているImagingEdgeWebからの画像もImagingEdgeWebcamのロゴのままのように見えていました。
*ちなみにMicrosoft TeamsやMeetだとImagingEdgeWebcamを入れればカメラの映像を取り込んでくれるようになりますが、DiscrdとかFaceTimeだと取り込んでくれません。
ただしDiscordの場合はOBSの配信映像は取り込んでくれるので、このようなパスで実現させています

対策したのはDiscord側なので、OBSまではカメラからの映像が写っていても良いような気がしていたのですが、実際にはOBSの方も映像は出ず。
上記の対策をしたらOBSも当然カメラの映像を映していました。
出力側が何か詰まっていると更新しないのかもしれませんが、Discordを起動していない状態でもOBS側はカメラの映像を映していなかったのでちょっとまだ違和感はあります。

が、これ以上追及しても多分わからないので、ここでよしとしています。

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動画ファイルをGoogleフォトの管理下から外す [Camera]

一眼カメラの写真をAndroidスマホ+Googleフォト経由でiCloudの共有アルバムでシェアする記事を書きましたが、関連したおまけ事項です。

Googleアカウントで無料で使えるクラウドのデータ量は15GBです。
今回の使用法ではGoogleフォトはTemporaryとして使用すれば良いので写真を置くのでも15GBもあれば十分です。
しかしながら、たとえばAndroidスマホで動画を撮ってしまったりするとまずい事になります。
場合によっては動画で15GBを使ってしまって、バックアップが停止してしまい、その後に撮った写真をバックアップできない=iCloudでシェアできないという事になります。
初めて今回のやり方で運用した時に見事にコレをやらかしました。
やりたいことはGoogleフォトへのバックアップにおいて動画は除外して欲しいのですが、Googleフォトにはそういった設定は無いようです。
また、Androidスマホにて、動画ファイルをデフォルトのフォルダではないところに移動させたり、コピーしたりし上でGoogleフォトの写真を削除してみたのですが、コレをやるとコピー元もコピー先もどちらも同時に消えてしまうのです。
以前のようにGoogleフォトの容量が無制限であるならこの方式でも悪くはないのですが、現在は無料だと15GBの制限があるのでまずいです。
また、もし容量が無制限であったとしても動画のUploadには時間がかかるので、その後に撮った写真のバックアップが遅くなってしまいますので、今回の目的においてはやはり動画はUploadしないのが正解でしょう。

ということで上記含めて色々やってみましたが、最終的には以下のような策で解決させました。
要旨としては「動画ファイルを隠しフォルダに移してからGoogleフォト側で該当ファイルを削除させると、元ファイルが残る」というやり方になります
具体的には
0.事前準備として、動画データを保管する「隠しフォルダ」を作成する
 具体的にはファイルを置きたいところに、ピリオドから始まる名前のフォルダを作成します
1.Androidスマホで動画を撮影する⇨動画フォルダにファイルが記録される。Googleフォト上にも
 対象ファイルが現れる(この時バックアップを開始)
2.なるべく早めに、ファイル操作にて今撮影した動画ファイルを事前に準備した「隠しフォルダ」に移動させる。
 この時、なるべく早く移動させるためにも隠しフォルダは元のファイルと同じデバイス(内蔵なら内蔵、SDかーどなら同じSDカード上)に作るのが良いと思います。
 *この場合はファイルそのものではなく、管理情報だけが書き変わるので移動処理が速くなる
3.移動が完了したら、Googleフォトを開いて該当ファイルを削除する

隠しフォルダに移動した瞬間にGoogleフォトのバックアップが止まるのかもしれませんが、削除してしまえば確実にバックアップは止まります。

動画記録アプリで、記録先のフォルダ名も作成・選択できるようならこのようなことをしなくても記録先をいきなり隠しフォルダにしてしまえば良いのかもしれませんが、私が持っていたAndroidスマホではそれは出来ませんでしたので、この方法で動画ファイルのGoogleフォトへのバックアップを回避させています。
スマートなやり方ではありませんが、ぎりぎり目的は達成できているかと思います。


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