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【Hackintosh】システム導入編 [Macintosh / PC]

Hackintoshを作るにあたってはとにかく、色々なサイトを調べました。
国内でもいくつか有名なサイトがあり導入開始前のHackintoshの基礎の勉強をさせて頂きましたが、実際に導入開始するとすぐに問題に突き当たってしまったので、そこからはやはり海外のサイトを頼りました。

色々なサイトをみて自分の予算とも相談の上以下のスペックにしました。
Motherboard: GIGABYTE H370M D3H (MicroATX)
CPU : Intel Core-i5 8400
Memory : Corsair DDR4-2666MHz 8GBx2
電源 : Corsair RM650x-2018 650W
SSD : Samsung 850EVO 500GB

IntelのCPUが値上がりしていて残念でしたが、メモリなどは一時期から随分下がってきていて、トータルでは昨年の夏よりは随分安く揃えられました。

Macと見せかけさせるために必要な環境構築はCloverを使いました。
最初は日本語サイトの記事に従い、一方でほとんどデフォルト設定に近い形でCloverの設定をしてみましたが、途中でリブートしてしまうばかりでよくわからず。。

tomymacx86.comなどを徘徊すると、似た環境で起動できずに困っている方は常にいるようで、そういう方がスレッドを立ち上げると親切な誰かがそれに対してアドバイスをしたり、参考になる環境をUpしてくれたりしていますので、それを探して手当たり次第に試すというのもありと思います。
まずは立ち上がってくれないことには話になりませんし、最初は沢山ある設定項目がそれぞれなんのためにあるのかも分からなかったものが、それにそうやって試していくうちにだんだん分かって来ます。
まだ理解できていないところが沢山ありますが、まずは普段使うのには問題ないレベルには持っていく事ができました。

私も初日は結局午前中から初めてちゃんとOSがインストールされた頃には夕方になっていました。
途中だんだん「まずいものに手を出してしまったか?」と心配と絶望に似た感じを味わいながら、あちこち調べては試してを繰り返していました。


後になって振り返るとこの世界も日進月歩というか、必要な追加ファイル群や設定方法も日々変わっていっているので古い情報は使えないものが多かったです。
新しく導入するなら、半年以内程度の情報を参考にするのが良さそうです。
特に10.14 MojaveでOSが色々変わっているようで、それに伴いHackintosh構築の為のもろもろも変わってしまっているようです。
またどうせならなるべく新しいHWをと思ってCoffeeLakeのCPUを選びましたが、これも導入例が少なく難儀させられました。

以下に私の現在のconfig.plistのキャプチャをあげておきます
config.plist ACPI
SAT0→SATA、HDAS→HDEFはCoffeeLakeでは必要なようです。

config.plist Boot
Argumentsは状況によって色々です。起動確認時はlogを出すモードにしていたりしました。
uia_excludeはUSBの設定で無効化するポート番号です。別途設定方法を記事にします。

config.plist Devices
Audio Inject はマザーボードに乗っているAudio系のチップによって番号が変わります。
私のマザーボードにはRealtek ALC892が乗っていて、これの場合は"1"でした。(多くの場合は"1"で良いようです)
ただし、Optical Digital Outがまだ有効にできていません。
設定が必要なようでまだ勉強不足です。(ここについてもMojaveの例が少ない為、参考にして良いかどうか悩みます)

またPropertiesのところは内蔵GPU(Intel Graphics UHD 630)の設定になります。
UHD 630と Mojaveの組み合わせの情報がまだ少なくて一番苦労しました。
ここも別途記事にします。

config.plist GUI
ここはそんなには苦労はないところです。Themeのところは私はどこかで拾ってきた
Yosemiteの時の背景画がバックになるやつが気に入って使わせてもらっていますが、
好みで変えられるところです。

config.plist Kernel and Kext Patches
ここは結果的にUSBの設定関連だけを有効化しているはずですが、Limit Patchは外れていないんです。
Macは最大15個(USB3.0の端子の場合は2つ分必要)しかUSBを使えないのでこのリミットを外す為のパッチのはずなのですが、私のは今でも15個のままです。つまり何かミスがあるのだと思います。
ただし、私の環境では今のところUSB2.0が5つにUSB3.0が2つ(つまり4つ)の計9つあれば十分な環境ですので特に問題ありません。

config.plist SMBIOS
ここは既存のどれかのMacに騙す為の設定のところです。
tomymacx86.comなどの情報をもとにMacmini8,1で設定しました。
iMac18,1でも良いという記事もあったのですが、ディスプレイ外付けですし最終的にはGPU(Radeon RX570)を使う予定でもあったのでMacminiにしました。
途中MacPro5,1も試してみましたがうまくいかなかった(起動中リブート)のですぐにやめました。

なおCloverの設定画面のうちUpしていない設定画面は特に手をつけていません。


最後に私が使っているkextsになります
kexts
Hackintoshの世界でいう「バニラ」(オリジナルのファイルには変更を加えない状態)にしているので、追加で使っているkextsはこれだけになります。

とりあえず今はこの環境でほぼ不満なく動作しています。

※5/12 Motherboardの型名を間違えていたので修正しました

タグ:MAC
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